学びたい人集合

後回しにしない技術

前置き

今回は、読者の皆さんからのテーマリクエストにお応えする『学びたい人シューゴー(集合)』のコーナーです。今回第一回はリクエストをもらうに至らないのでお勧めを紹介いたします!!イ・ミンギュさんの書かれた<「後回し」にしない技術>です。

人は往々にしてやるべきことを先延ばしにします。夏休みの宿題、テスト勉強、卒業論文、ダイエット、結婚、仕事、自己啓発。

私も後回し癖がひどい

今回テーマに挙げた理由としては、私自身が後回し癖がひどく悩んでいるからです。

後回し癖がある人の特徴として、よく挙げられているのが、ADHDの人、楽観的な人、めんどくさがりな人、怖がりな人、衝動的な人です。
私はこの特徴を持っており、後回し癖を直したいという気持ちでこの書籍に手に取りました。

後回しにしない成功者の共通点

後回しにしない技術3選として、「決心」→「実行」→「維持」が重要になってきます。一つずつ説明いたします。

決心

決心」とは、”はっきりと心に決めること

後回しにしてしまう理由は、”本気で何が何でも今の現状から抜け出したい”という気持ちがないからだとよく言われております。

それも一理ありますが、予定ややることに優先順位を設定し、限られた時間の中で今からやろうと思っていることはできるのかを検討することがとても重要だと考えております。

そこで、優先順位を整理して、時間を有効に使うためのフレームワークとして時間管理間トリックスを紹介いたします。

まず、一日の中でのやっていることを下のマトリックスの4つに分類しよう。

一日のやっていることを分類することで不要な作業が見えてくる。そのあとは、逆算スケジューリングで緊急ではないが重要な作業について取り組む時間を計画する。

緊急かつ重要な作業:明日締め切りの作業、クレーム対応

重要ではないが、緊急な作業:ものを落とした後の掃除、突然の友人からの電話

重要でも緊急でもない作業:テレビ、ゲーム、ボケーっとする

緊急ではないが、重要な作業:ダイエット、自己啓発、語学学習、副業

次のような決心を、紙や携帯のトップ画に記した方だけついてきてください!!それか、決心したことを私宛に送信していただければ拡散します!

人に宣言することで、簡単に目標を変えたり、挫折することがなくなると本でも説明されている。

・今の体型に自信が持てないから、本気でダイエットをする!
・今の給料や職場に不満があるから、本気で副業をする!

次は実行のフェーズに移ります。

実行

「実行」では、デッドラインを2つ設けるとよいと書かれている。

何日までに○○を達成するという目標を設定したら、その目標までに必要な時間を逆算して、次に最低でも何日から○○を始めるといった開始デッドラインを設ける。
また、謎のウォーミングアップは禁止しろと書かれており、

具体的には勉強することが目標であるのに、勉強と関連する作業として机の上の型付けを勉強直前に始めることが往々にしてあるが、これは人間の逃避行動からきているとかかれている。そのため、事前に机の上を片付けておくか、作業が終わってから片付けるかにするように書かれている。

これと似た話で、ダイエットのためジムなどの公共施設で運動する場合、事務用品はあらかじめ準備して、会社帰りに直で行けるようにしておかないと、ジムで運動する前の敷居が高くなり継続しずらくなる。そのため、事前準備もかかさずにやることも意識しよう。

いろんな人を巻き込めとも書かれているが、監視されていると人は行動し、また宣言したことに対して人は言葉と行動を一致させようとするからセルフマインドコントロールができるようになる。

また人の手助けをもらうことで継続することをよりかんたんにすることができる。

筋トレ15分、読書1ページ、語学学習10分等、最初は無理のない程度で実施していくことを薦める。

維持

維持するためには、マインド面とアクション面の2方面からアプローチしてきます。

マインド面

まず一つ目は、自己イメージを高く持つこと。

「私は人見知りだから」や「自己肯定感が低いから」というような発言をすること自体がよくない。なぜなら、人は自分が思っている人物像になるため。もしそういう発言をする人は、「私はやると言ったらやる!!」という発言に変えること。

二つ目は、ゴールから目をそらさないこと。

常に宣言し続け行動し続けることが重要。1日15分だけでも10年後のことを考える。

三つ目は、断る勇気をもつこと。

何かと誘われた場合、断る勇気をもち、罪悪感を持たず明るく元気に断るようにしよう。

アクション面

まず一つ目は、環境を作ること。

あなたの目標、背水の陣で臨む覚悟はありますか。”一歩も後に引けない状態に身を置いて、決死の覚悟で事に当たること”が極めて重要です。生ぬるい環境に浸かっていたければ現状維持はできます。今の現状をより良いものに変えたければ、背水の陣で臨むこと!

二つ目は、ゴールから目をそらさないこと。

無駄なことを頑張っていないか。都度ゴールを見据えて、タスクの取捨選択をすること。

三つ目は、人に教えること。

新しい知識を身に着けるためには人に教えるとより強固な記憶となります。

次回の紹介する本

-学びたい人集合

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